2022/08/26 15:54

先日水槽に入れたミナミテナガエビの左腕が取れてた😭
また生えるから、大事に育てて、その過程を観察するのも良いかな🎶
さてと。
テナガエビの「腕」。
皆さん誤解してるけど、これ、「第一歩脚」が大きいカニやザリガニと違って、テナガエビは「第二歩脚」つまり前から「二番目の脚」があの長い腕なんですよ。
だから、よく見ると小さなハサミ状の「第一歩脚」がちゃんと有って、エサを口に運んだり、体の手入れをするにはそちらを使ってる。
もちろん捕食や攻撃にあの長い腕は使うけど、生きる為にはそれほど重要じゃない…つか、無くても不自由しない。
狭い隙間で腕を邪魔そうに畳んでる姿は滑稽ですらあるもんね😅
はい。でね。
カニ、ザリガニ、エビは「自切」するの知ってますよね?
敵に襲われたら、自ら腕や脚を切り離すんです。その隙に逃げる。
そう。トカゲのしっぽと同じ。
テナガエビはものすごく簡単に自切しちゃう。
片腕のは珍しくないし、釣り上げて触っても居ないのに、ポロリポロリと両腕落としちゃう個体もいるくらい。
腕の付け根が長さに対して、異常に細くなってるのも自切しやすい様にだと思う。
カニやザリガニはあの「腕」が無くなったら物を口に運べず、かなり苦労するはず。それでも自切する。
その点、テナガエビはあの「腕」が無くなっても、ちゃんと「普段使いの腕(第一歩脚)」があるから、なんの不自由もない。
あの「無駄に長い腕」は、「自切する為」に発達したんじゃないかな。
敵に襲われそうになったら、振り上げて「腕を狙わせる」。で、自切してにげる。
じゃなきゃ、あんな邪魔そうにしてないよね💦